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ON AIR (ゲーム) : ウィキペディア日本語版
ON AIR (ゲーム)[おんえあ]

ON AIR』(オンエア)は、1999年3月5日にBROWNIE(ブラウニー)より発売されたアダルトゲーム
== 概要 ==
エルフの『同級生』シリーズの大ヒットに触発され、各ソフトハウスが開発・発売した亜種作品の1つ。テレビ局「桜木テレビ」(英称:Cherry Blossom TV。以降、「CBTV」)とその周辺「桜園町」を主な舞台に、主人公とヒロインたちの恋愛が描かれる。本作の発売に際し、アダルトゲーム誌『BugBug』1999年3月号ではフルカラーページでの特集が4ページにわたって組まれ〔『BugBug』1999年3月号50 - 53ページ。〕、本作の広告から続いてメインビジュアルを用いたポスターカレンダーが2ページ分にわたって付けられた〔『BugBug』1999年3月号146 - 148ページ。〕。
シナリオはテレビアニメ魔法陣グルグル』(1994年版)などで活躍していた脚本家の小松崎康弘、キャラクターデザイン作画監督は当時既に高い人気を得ていた上に2015年現在でも活躍しているアニメーター木村貴宏が担当している。戯画の『ハーレムブレイド 〜The Greatest of All Time.〜』に続き、『同級生』タイプの作品を手掛けたこととなる木村貴宏は、本作について「ストレートな恋愛シミュレーションをやってみたくて参加した」「舞台がテレビ局なので実際に取材に行ったり、チーフの方の車好きが反映されてるのでドリフトテクニックのビデオを見たり、なかなか資料集めに苦心した」と述べている〔画集『Risky Dolls』 (ISBN 4840226008) の巻末コメントより。〕。
ゲームシステムはマップこそトップビューではなくクォータービューで描かれているものの、建物や部屋への出入りの度に発生する作中の時間経過がイベントの発生やヒロインとの恋愛に影響する点、場合によっては所持金が大量に必要となる点、セックスシーンへ突入するとヒロインの身体の各所をクリックして進めていくシステムへ変わる点などは、『同級生』シリーズのそれを踏襲している。また、通常マップでは移動し辛いというプレイヤーのために、『同級生2』のような縮小マップを用いた移動システムも搭載されているが、CBTVを取り巻く町並みではその広大さとクォータービューが災いして個々の建物の表示が非常に小さく見辛いものとなってしまっており、使うには『同級生2』のものより慣れを要する。
ゲーム内期間は7月1日から10月1日までの3か月間となっており、『同級生』タイプでは最長である。ただし、各ヒロイン攻略における必須イベントはこの期間を埋め尽くすほど多くはなく、通常の会話パターンもそれほど多くは用意されていないため、目当てのヒロインや攻略の進め方によっては非常に間延びした印象を受けることとなる。
登場ヒロインは15人。しかし、その内で主人公と惹かれ合った後にセックスを経てエンディングへ到達できるメインヒロインは、5人のみである。後のサブヒロイン10人はセックスまでは到達できるものの、その内の9人はメインヒロイン5人の攻略を進めるための必須フラグ要員に過ぎず(各メインヒロインとのセックスを迎えるための条件には、各々に対応したサブヒロイン1人 - 3人とのセックスを先に完遂することが含まれている)、セックス完遂後はモブキャラクターに等しい扱いとなり、エンディングも用意されていない。残り1人は、自分の攻略を進めた上でどのメインヒロインも攻略できなかった時にのみエンディングへ到達できるという、隠しヒロインになっている。サブヒロインにもメインヒロインに引けを取らないシナリオやイベントが盛り込まれていたため、発売当時のアダルトゲーム誌にはこの仕様を悔しがる声も散見された。また、セックスシーンの大半では上記の踏襲に倣って主人公の身体はほとんど描かれず女性の身体だけが描かれているが、シナリオ本編に無関係な面々によるおまけHイベントでは女性の身体だけでなく相手の身体も描かれている。こういった違いについて、木村貴宏は「やっぱりH画面は、相手(男)がいる方が絵を作りやすいなー、と実感します」〔『キムタカ3』177ページより。〕と述べている。
なお、原画作業段階での仮タイトルは『スキャンダル』であった〔『キムタカ3』64ページより。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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